田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件

76
マルルン ローファンタジー 2026年1月20日

🏠 転スラ系捕食進化×拠点経営。900話超えのインフレ無双が続く安定のテンプレ

総合 76/100
独自性 12/100
テンプレ度 88/100

作品情報

項目内容
タイトル田舎の町興しにダンジョン民宿を提案された件
作者マルルン
ジャンルローファンタジー
総文字数4,450,917字
話数926話
1話平均4,806字
総合ポイント4,704pt
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最終更新2026-01-20

評価

総合スコア: 76/100

コメント: 王道スライム転生に捕食魔物化の工夫。テンポ良く、次を読ませる引きの強さあり。

5軸評価

項目評価
文章力★★★☆☆ (3/5)
導入の引き★★★★☆ (4/5)
独自性★★☆☆☆ (2/5)
キャラクター★★★☆☆ (3/5)
構成力★★★☆☆ (3/5)

独自性スコア: 12/100

テンプレ度 88/100(低いほど独創的)

詳細レビュー

典型的な『転生したらスライムだった件』のフォロワー作品であり、捕食・進化・スキル獲得という「なろう」の黄金パターンを忠実に、かつ高い練度で再現している。冒頭20話のテンポは秀逸で、読者がストレスを感じる前に主人公を強化し、カタルシスを与える構成は評価に値する。しかし、最新話(900話超)を確認すると、当初の「民宿による町興し」というコンセプトはもはや背景に退き、神話級のインフレとステータス確認、そして広がりすぎた人間関係の処理に追われている印象が強い。文章力は長年の連載により安定しており、読みやすさは抜群だが、数値やスキル一覧による「文字数稼ぎ」に近い描写が目立つのは長期連載の弊害か。とはいえ、これだけの話数をクオリティを落とさず(あるいは「なろう読者の期待」を裏切らず)継続している点は驚異的。独自性には欠けるが、「こういうのでいいんだよ」という層の需要を完璧に満たし続けている。中だるみはあるが、主人公の無双っぷりを愛でる作品としては、同ジャンル内でも上位に位置する安定感がある。

強み

  • 「捕食による成長」という快感原則を徹底しており、序盤の引きが非常に強い
  • 900話を超えても更新を続ける圧倒的な継続力と、破綻させない構成維持能力
  • 読者が求める「俺TUEEE」と「周囲からの賞賛」を絶妙なタイミングで供給している

気になる点

  • タイトルにある「民宿」要素が希薄化。初期のコンセプトを期待すると肩透かしを食らう(物語のスケールを広げすぎず、民宿経営に特化したエピソードを挟むべき)
  • ステータスやスキル説明の占める割合が多すぎる。数値のインフレにより、個々のスキルの重みが消失している

こんな人におすすめ

転スラ系の進化無双が好きな人。民宿経営よりも、最強のスライムが成り上がる長編をじっくり読みたい人。

あらすじ

 広島の片田舎に住む来栖家は、人里離れたポツンな農家である。農地は広くて生活も安定しているけど、敷地内にはダンジョンが2つも生えていると言う。  そんな町の自治会では、とにかく探索者が寄り付いてくれないと頭を悩ませていた。それもその筈、この町の所有ダンジョン数は他の町と較べると軽く2倍以上。オーバーフローに対処する労力は相当なモノを必要とされるのだ。  そんな町の苦肉の策、探索者の誘致に無料の民泊案が浮上して――

 とかモタモタしてたら、来栖家の敷地の裏庭に突然3つ目のダンジョンが爆誕!?

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