作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | え、あ、はい、ワームですよ? |
| 作者 | 素知らぬ語り部 |
| ジャンル | ハイファンタジー |
| 総文字数 | 251,271字 |
| 話数 | 60話 |
| 1話平均 | 4,187字 |
| 総合ポイント | 80pt |
| ブックマーク | 0 |
| 最終更新 | 2026-01-19 |
評価
総合スコア: 62/100
コメント: テンプレを忠実にこなした爽快な1話。工夫や差別化に欠け、埋もれる可能性。
5軸評価
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 文章力 | ★★★☆☆ (3/5) |
| 導入の引き | ★★★☆☆ (3/5) |
| 独自性 | ★★☆☆☆ (2/5) |
| キャラクター | ★★★☆☆ (3/5) |
| 構成力 | ★★★☆☆ (3/5) |
独自性スコア: 15/100
テンプレ度 85/100(低いほど独創的)
詳細レビュー
「最弱モンスターへの転生」という、なろうにおける手垢の付いた王道ジャンルに対し、「ワーム」という絶妙に不快感のあるモチーフを選んだ点は評価できる。しかし、20話まで読み進めた感想としては、その「ワームである必然性」が極めて薄い。中身は『転スラ』や『蜘蛛ですが、なにか?』の系譜をなぞる、ステータス確認とスキル獲得の繰り返しだ。文章は軽快で読みやすく、なろう読者が好むテンポ感を維持しているが、逆に言えば「どこかで見た光景」の域を出ない。主人公のリアクションも「え、あ、はい」というタイトル通りの困惑系だが、これが20話続くと単なる優柔不断さや主体性の欠如に見え、カタルシスを削いでいる。ワーム特有の生態(土の中の活用、不気味さを逆手に取った戦術など)をもっとシステムや展開に組み込まなければ、ただの「見た目が芋虫なだけの汎用型チート主人公」として、数多ある類似作の海に沈むだろう。現状、及第点ではあるが、この作品でなければならない理由が乏しい。
強み
- なろうの様式美を完璧に理解したストレスフリーな展開とテンポの良さ
- 「ワーム」という、かっこよすぎず弱すぎない絶妙な初期設定のチョイス
- ステータスやスキル進化の描写が丁寧で、育成ゲーム的な楽しさが安定している
気になる点
- ワームという設定が単なる「ガワ」になっており、能力や戦術に独自の工夫が足りない。もっと土中潜行や生理的嫌悪感を活かしたエグい戦い方を見せるべき。
- 主人公の個性が弱く、受動的な展開が多い。読者が「コイツを応援したい」と思えるような、独自の目的意識や強烈なエゴを早期に提示する必要がある。
こんな人におすすめ
モンスター進化論が好きな、安定したテンプレを求める層。刺激より安心感を求める人向け。
あらすじ
突然、サンドワームの身体で目覚めた主人公。異世界での生活の中、突然現れた人影に注射器を刺されてしまい、種族が分からなくなってしまう。それから様々な仲間と出会い、別れ、自分の物語を紡ぎ上げていく。(不定期投稿です。なるべく、一週間に一回は投稿したいと考えています。経験不足による誤字脱字、分かりにくい描写などがある可能性がありますが、予めご了承ください。